ソフトライン商品を荷受けした時点で商品に欠品、損傷がないかチェックしてください。
また干割れや軽度の欠け等が見られる材はカットするか目立たない箇所に配置してください。
STEP1商品の確認
ソフトライン商品を荷受けした時点で商品に欠品、損傷がないかチェックしてください。
また干割れや軽度の欠け等が見られる材はカットするか目立たない箇所に配置してください。
STEP2QRコードで施工動画やイラスト付き施工要領書のダウンロード
床板の裏面に貼られている商品ラベルに QRコードが記載されています。
施工動画やイラスト付きの施工要領書がそちらで確認できますので必ずご確認ご利用ください。
STEP3ソフトライン部材の確認
ソフトラインはシンプルに 4つの部材のみで構成されています。
天然木ボード 20x103(100)mm
クリップ 厚 4㎜x50x106㎜
クリップ取付用ビス SUS木ビス 3.8x25㎜
スペーサー *最終列に使用 6x8x20㎜
STEP4根太ピッチ400㎜に配置された下地を用意
*木下地の場合 根太材は 45x60㎜のセランガンバツ材を推奨
*床材の仕上がサッシ窓などの枠下になる場合は、サッシ枠下から 12㎜以上下を床板の仕上り高さに設定してください。
*下地に関してはホームページにある施工図を参考にしてください
STEP51列目クリップ取付けの為の墨出し
1列目のクリップ取付けの為に床板の仕上げ面より 1㎜外側のラインを墨出しします。
STEP61列目クリップのハカマ部分をカット
1列目クリップのハカマ部分を根太材と同数だけカットします(ノミや樹脂用ハサミ等で裁断)
写真 左部分だけ使用します。
STEP7クリップの配置
先程カットしたクリップを根太上に配置し、クリップのツノ先端部分をラインに合わせる。
STEP81列目クリップの取付け
根太上に配置したクリップを付属の木ビス( SUS3.8x25㎜)を使用し 2ヵ所ビス留めします。
墨出ししたラインに沿うように注意してビス留めしてください。
1列目にあるこの作業が後々のストレートラインに大きく関係してきます。
STEP91列目クリップを根太全て取付け
他の根太も同様の手順でビス留めします。
STEP10床板の差し込み
床板を取付けしたクリップに挿入します。
床板の T字に加工された部分がクリップのユ型コネクトにスッと入るように挿入してください。
床板差し込みの際の注意点
床板の向きに注意してください
*断面写真
床板の T字型の加工部分には溝が深い方と浅い方があります。
深い方向にクリップのユ字型のコネクト部分が入る向きが正しい向きになります。
逆向きに取り付けますと経年により必ず床板が、外れてきますので必ず正しい向きで取付けを行ってください
STEP11クリアランスの確保及び緩衝材
建物壁面部や屋外用コンセント等の周囲には 4㎜以上のクリアランスを設けてください。
また床材取付けの際に、衝撃が壁面などに直接伝わらないように緩衝材を床板の間に挿入してください。
本書ではクリップを壁面と床板の間に挿入し、双方を兼ねるように使用しています。
STEP12床板の取付け
先程挿入した床板をゴムハンマーで叩きハメ込んでいきます。
①まずは床板の長手方向継ぎ手部分(エンドマッチ加工)を根太の中心に合わせます
②ゴムハンマーでクリップに向けて叩き込んでいきます。
③ツノ部分が 1㎜ほど見えるのが仕上がりになります。
*このツノ部分が次列のクリップを導くための目印になります。
STEP13床板を長手方向に継ぐ
床板を長手方向に継いでいきます。
①長手方向の根太に取付けされたクリップに床板を挿入します
②床板を前回取り付けた同じ手順ではめ込んでいきます
③ヨコの板とエンドマッチ部分がピッタリフィットするように木口側からゴムハンマーで叩きます
④継手部分がフィットしているか、ツノ部分が 1㎜ほど見えるか必ず確認してください。
⑤ ①~④の手順を繰り返して長手方向に継いでいきます。
STEP14次の列のクリップを取付け
①根太上にあるツノ部分を目指しクリップのハカマ部分を挿入します。クリップをゴムハンマーで叩き込みます。
*写真の箇所をゴムハンマーで叩いてください。樹脂の強度が高いので比較的強く叩き込んでも大丈夫です。
③クリップのスペーサー部分が床板にフィットしているか必ず確認してください。
*確実にフィットしていないと墨出ししたストレートラインが狂ってきますのでご注意ください。
④付属の取付けビスで2箇所ビス留めします。
*クリップ自体が根太の中心に配置されるように微調整しながらビス留めを行ってください。
樹脂は柔軟性がありますのでツノ部分に近いビス穴を根太の中心に合うようにビス留めします。
⑤ ①~④の手順を繰り返して全ての根太にクリップを取り付けてください
STEP15次列の床板の取付け
①前列で行った同じ手順で床板を取り付けていきます。
②床板の継ぎ手は必ず根太の中心に合うように取り付けてください。
③床板、クリップの取付けを最終列の前の列まで行ってください。
STEP16最終列の仕上げ方法 クリップ編
①最終列を仕上げるには写真のように最終 1列前から作業を行う必要があります
②クリップのハカマの部分を裁断し取り外します
③クリップを写真のように逆向きに配置しビス留めを行います。
向かい合ったクリップの上部にあるユ字型コネクタの距離を23㎜にして配置しビス留めしてください
④全ての根太にクリップを逆向きに取付けます
STEP18幕板(側板)の取付け
幕板(側板)はステンレス製ウッドデッキビス(市販品)にて皿穴加工、ビス留めを行ってください。
裏面の溝加工している部分は厚みが薄くビスの取付けが出来ません。板材中心部分にビス留めしてください
ソフトラインのインストールはこれで完了です。
施工動画も参考にして施工を行ってください。
ご不明な点等ございましたらVETEDY JAPANまで。
床板の交換方法
①交換したい材を押さえているクリップの突起部を、マイナスドライバーや細いノミでカット
②取り除きたい床材を切断機とノコギリでカット
③カットした床材を取り除きます
④交換材をスライド、ヤマ折りしてはめ込む
⑤新しい材が外れることを防ぐためにスペーサーを目地にはめ込む。
交換完了
STEP1黒色防水紙貼り 布テープで仮留め
*のちほど布テープで四方を貼り付けるため周りに貼りしろ 30㎜を設けます
STEP2黒色防水紙を布テープで四方を留める
*防水紙は布テープのみでなくタッカー(スウェーデンタッカー用ロブステープル)で四方を留める
STEP3ベース(樹脂レール)の取り付け
①ベースの固定には3.8x45㎜のステンレスビスを使用し、防水紙の上から下地胴縁に沿うように垂直に取り付けます。
②下地胴縁に合わせて@ 500㎜ピッチでベースを取り付けていきます。
STEP41列目のクリップをビスで留める
①クリップのハカマ部分を裁断機またはノミ、ノコギリでカットしておきます。
②水切りの上から 60㎜ラインを墨出しします。(最下部ボードが 100㎜の場合は 100㎜ライン)
③カットしたクリップをベース下部分までスライドさせます。
④ 60㎜ライン( 100㎜ライン)にクリップの上端がくるように 2ヵ所ビス留め。
(最下部以外のクリップはスライドが出来るようにビス打ち無しとする))
STEP51列目の天然木ボードをはめ込みます
ボードの裏面のユ字溝にユ字スロットを合わせてしっかりとはめ込みます
STEP6天然木ボードの固定
次のラインのクリップをボードまでスライドさせて抑え込むことではめ込んだボードが固定されます。
クリップの取り留めはパチッと音がするまでゴムハンマ等で押さえます。
STEP7STEP5で取り付けたボードに次のボードを長さ方向に合わせてつないでいきます
2列目のボードも同様に次ラインのクリップで固定していきます。
ボードにはエンドマッチ加工が施されていますので、材の反り違いを防ぎ、長さ方向への繋がりを美しく仕上げることが出来ます
STEP8次のラインのボードをSTEP5~STEP7と同様にはめ込んでいきます
STEP9最終列の仕上げ方法
*最終列を仕上げる作業は最終列の前列から行います
①最上部のベースの側面をクリップが側面から入るようにノコギリ等でカットします。
(クリップ幅 +20㎜程度)
②クリップのハカマ部分をカット
③最終列のクリップは通常とは逆面に向けて側面から挿入し、2ヵ所ビス留め( 1ヵ所しか留めれない場合は1ヵ所でも可)
④最終列、前列の天然木ボードをはめ込み、最終列の天然木ボードを通常とは逆に向けて挿入し、目地部分にバールを入れて押し上げます。
⑤ベースのある目地部分にスペーサーをボンド付けし挿入、ビス打ちする。